この記事を書いた人:みな実
愛知県出身。17歳の時に1型糖尿病を発症。インスリンポンプ・リブレ使用中。
岐阜県の大学病院で看護師として勤務し、2020年4月からイトウ内科クリニックで、糖尿病療養指導士として働いています。
趣味:映画鑑賞とライブ参戦、お菓子作り
好きな食べ物:スイカ、杏仁豆腐
<つづきから>
父親と行ったのは糖尿病専門のクリニックでした。
医師に「これはもしかしたら僕の専門かもしれないですね」と。
私はこの言葉を忘れません・・・
“「専門」って何?この医師はなんの専門なの?”
脳裏によぎりました。
大事なことを言われている気がするけど、何か全然わからない。
どうしたらいいかわからない・・・
「これは糖尿病という病気です」と告げられたけど、
正直『糖尿病』のことが理解できていませんでした。
自然に涙が出て、沢山泣いたのを覚えています。
‟糖尿病って、もっと高齢な人がなる病気なんじゃないの?何で私がなるの?”
と繰り返し繰り返し考える日々でした。
今まで「喉が渇いた」といって、沢山清涼飲料水を飲んでいたこと、
学校や家で間食がかなり増えていたこと。
そんな自分だったからこんな病気になったんだと、
自分を責める日もありました。
<治療編につづく>
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